研修記録
 
2019年2月9日(土)信州大学医学部の同窓会の北信地区支部会に参加しました。特別講演は信州大学第三内科教室教授の関島良樹先生。特殊な脳炎3例の症例提示のあと、認知症についての講演を伺いました。
 
2019年2月16日(土)
松本市JA松本会館で開催された「信州肺癌セミナー2019」に出席しました。一般演題には間に合わず、名古屋市立大学病態外科学講座 腫瘍・免疫外科学分野 主任教授 中西良一先生の特別講演「肺癌〜そのシンポジウムと将来展望」を聴講してきました。患者の負担を低下させる胸腔鏡下肺癌手術の第一人者の方です。
 
2019年4月13日(日)
東京国際フォーラムで開催された第59回日本呼吸器学会学術講演会に出席しました。午前午後とも、胸部の画像診断の講演会に参加しました。画像診断は奥が深く、十分に習熟するのがとても困難な領域です。
 
 
2019年4月28日(日)
ポートメッセ名古屋で開催された第116回日本内科学会学術講演会に出席しました。ポートメッセ名古屋はあおなみ線の金城ふ頭駅の近くにあります。隣接してJR東海のリニア・鉄道館があります。「鉄オタ」としてはとても行ってみたかったのですが、我慢して講演会の方に参加しました。耐性菌対策、1型糖尿病、腸内細菌等多彩な分野の講演会を聞くことが出来ました。
 
 
2019年5月11日(土)
上田市で開催された産業医講習会に参加しました。浅間南麓こもろ医療センターの丸山雄一郎先生の塵肺に関する講義を拝聴しました。塵肺は東長野病院にお願いすることが多く、体系的に勉強してこなかったため、とても勉強になりました。
 
 
2019年6月16日(日)
東京国際フォーラムで開催された日本アレルギー学会の学術講演会に出席しました。薬疹、喘息と咳、真菌性副鼻腔炎について勉強しました。6:02発、始発の「あさま」の35%引きトクだ値のチケットを利用しました。大宮6分の乗り換えを成功させ有楽町着8:00頃でした。トクだ値35%引きを購入できると東京までとても安く行けます。大宮から在来線を使用するとさらに安くなります。トクだ値のチケットは発券後の変更が出来ないこと、乗り遅れると特急券分が無効になること、払い戻し時に割り引いた分だけの解約手数料(今回なら35%)がかかることに注意して下さい。
 
 
2019年10月1日(火)長野市医師会の感染症対策講演会に出席して、梅毒、百日咳、耐性菌対策の講演を伺いました。
 
 
2019年11月18日(水)長野市医師会肺がん検診読影委員の症例供覧会で司会を務めました。2018年中に長野市医師会の読影委員が読影した症例の中から発見された肺癌症例6例についてディスカッションをしました。
 
 
2019年12月8日(日)大阪で開催された日本肺癌学会総会に出席しました。前日の往路は名古屋から近鉄の急行を伊勢中川で乗り継いで(所要3時間20分)上本町のホテルに泊まりました。乗車券はJRの大阪市内までの運賃より、近鉄利用の方が安くなります。近鉄特急を使用すると、「しなの」の新幹線乗り継ぎ割引がなくなりますので、近鉄の方がわずかに安い程度でほぼ同料金になります。近鉄は意外と遅く(名古屋−大阪は近鉄の急行乗り継ぎより、2時間35分ほどのJRの快速乗り継ぎの方が速くなります。近鉄特急の大阪難波−近鉄名古屋間は2時間16分ほどです。)、伊勢中川−大阪上本町間はロングシートですので、一部のファン以外にはお勧めできません。学会場では肺がん検診読影セミナーに出席しました。多数の症例が提示され勉強になりました。
 
2019年12月15日(日)横浜市で開催された総合アレルギー講習会に出席しました。前泊した実家の手入れに時間がかかり、遅くなってしまいました。「特殊なタイプの喘息」に関する講演を拝聴しました。  
 
2021年4月9日(金)から 4月21日(日)まで東京国際フォーラムで開催された日本内科学会講演会にオンラインで参加しました。ライブ映像、オンデマンドのどちらでも視聴可能で、時間のあるときに視聴できるので便利です。難治性感染症、脳卒中、全身性血管炎、肺高血圧症、肝硬変の合併症等について勉強しました。
 
2021年4月23日(金)から4月25日まで東京国際フォーラムで日本呼吸器学会の学術講演会が開催されています。こちらは一日遅れでオンデマンド配信されます。まず、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に関するシンポジウムを視聴しました。
 
2021年5月29日(土)午後、オンラインで日本呼吸器学会の関東支部会にオンラインで参加しました。特殊な感染症、新型コロナウイルス感染症の合併症の症例について勉強しました。
 
2021年 10月6日(木)長野市医師会の感染症対策講演会に出席して、長野県立信州医療センターの山ア善隆先生による新型コロナウイルス感染症の講演を拝聴しました。長野県の現況、治療の手応え等について勉強しました。長野県では、新型コロナウイルス感染症の届出がなされた後、病院の先生方による「振り分け外来」という仕組みがあって、入院や宿泊療養が必要か判断しています。この仕組みのおかげで、適切な療養先を選択できているとのことでした。
 
2021年10月8日から10日までパシフィコ横浜ノースで日本アレルギー学会学術大会が開催され、オンラインで参加しました。まず、食物負荷試験で、今まで制限していた食物の制限解除を試みる演題を拝聴しました。食物アレルギーは簡単な採血だけで診断できる疾患ではなく、当院では診療できません。(長野赤十字病院アレルギー科のホームページも参照してみて下さい。)
 
2022年春は、日本内科学会と日本呼吸器学会の学術講演会、日本アレルギー学会の総合アレルギー講習会にオンラインで参加しました。オンデマンド配信だと、理解でき名場所を何回で再生でき、日頃勉強不足の者にとってはとても助かります。
 
9月3日(土)長野県医師会館で開催された産業医講習会に出席しました。第一席は長野県労働局の方による「最近5年程度の労働安全法令・通知の改正等について。2席目は信州大学田口喜一郎名誉教授による「騒音性難聴について」。次いで倉田病院の倉田和明先生のメンタルヘルスで休職した方の職場復帰支援システムに関する講演。最後はセイコーエプソン統括産業医の福嶋義光先生の禁煙の講義。エプソンでは敷地内禁煙になっていて、喫煙者は海外出張や赴任が出来ず、健康管理室が禁煙サポートをしているとのことです。
 
9月5日(月)は長野市医師会の感染症セミナーで佐久医療センター小児科坂本昌彦先生の子宮頚癌ワクチンの講演を拝聴しました。子宮頚癌はパピローマウイルスによる感染症でワクチンにより発症率を大きく下げることが出来ます。以前報告された副作用についても原因が判明し、重篤な副作用は多くありません。女子中高生の公費接種が再開され、接種出来なかった年代の方へのキャッチアップ接種(公費)も行われています。
 
11月の初めからオンラインで厚生労働省の令和4年度院内感染対策講習会「講習会A:地域の医療連携体制が求められる病院、診療所、助産所等向け講座」を聴講していましたが、12月7日(水)全講義を視聴し終え、修了証を頂戴しました。当院は長野市民病院が主催している感染症対策合同カンファランスにオンラインで出席し、必要に応じて、同院に感染対策の指導をいただくことになっています。
 
2023年 
3月18日、19日、総合アレルギー講習会にオンラインで参加しました。薬疹等の講義を聞きましたが、時間が余り取れませんでした。4月からのアーカイブ配信で再度勉強する予定です。
 
4月15日 日本内科学会の学術講演会をネットで視聴しました。会長講演で心不全が取り扱われていました。心不全の患者が急増、使用する薬剤も大きく進歩し、経過も良好になっています。また、AIに関する特別講演も視聴しました。話題のchatGPTについても触れられていました。さらに機能が強化されるとのことです。全く知識がなかったので大変勉強になりました。
 
4月29日、30日日本呼吸器学会の学術講演会をネットで視聴しました。医師主導治験等の講演を拝聴しました。池上彰氏の感染症と世界史の講演も興味深い内容でした。
 
8月27日、10月1日に日本医師会のかかりつけ医機能向上研修会を受講しました。今回は日程の都合で前半3講演を8月27日に長野県医師会館で、後半3講演を10月1日に自院でネット配信を用いて講演を聞きました。国立国際医療センター大曲貴夫先生の感染症の講演や、山王病院の永田博史先生の日常診療で注意すべき耳鼻科の疾患の講演、群馬大学名誉教授山口晴保先生の認知症の講演等、重要な情報に触れることが出来ました。
 
2024年
4月末から5月初めにかけて日本呼吸器学会の学術講演会をオンラインで視聴しました。関西労災病院上甲剛先生が行った、通常型間質性肺炎と非特異型間質性肺炎のCT所見に関する講演が勉強になりましたが、実際の画像を診断するときにはやはり悩んでしまいそうです。
 
9月16日長野県医師会で日本医師会のかかりつけ医機能向上研修会を受講しました。生活習慣病指導管理の際に交付する計画書の記載法についての実例も提示され、日々の診療で実践しています。
 
10月12日長野県医師会館で肺がん検診講習会に出席しました。令和4年中に長野県内の胸部検診で肺がんと診断された症例について勉強しました。
 
2025年
1月1日から正月休み中に、感染対策講習会をネットで受講しました。
 
2月15日(土)認知症サポート医フォローアップ研修をネットで受講しました。認知症サポート医の資格を持っていない医師でも参加できます。上田市の宮下暢夫先生と弁護士の方の2題で、新しい認知症の薬、対象となる患者、副作用、認知症高齢者の保護についての講演でした。